アジア諸国の国家中枢人材養成プログラム

 名古屋大学は、アジアサテライトキャンパス学院を通して、博士の学位取得を希望するアジア諸国の政府幹部等に対し特別な博士課程プログラムを提供しています。サテライトキャンパスと本邦キャンパスとの連携によるハイブリッド型博士課程プログラムで、学生は長期に職場を離れることなく名大を通して専門分野の知識と経験を深め、博士の学位を取得することが可能になりました。

アジアサテライトキャンパス学院概観

教育の特徴

  • 指導教官やその他本邦キャンパスのスタッフによる密接な指導

  • 最先端の遠隔教育及び通信手段による定期的な授業

  • 自国内における学術的・技術的支援

  • 本邦キャンパスでの短期集中講義

  • 英語による指導、助言、文書

ダイナミックに進化するアジア地域のニーズに応えるデザイン

  • アジアサテライトキャンパス学院はアジア諸国の国家中枢人材養成プログラムを実施する為に構築されました。2016年現在、アジア地域に6つのサテライトキャンパスが設置され、名古屋大学の5つの研究科がサテライトキャンパスのテレビ会議システムでの講義、指導教員の現地への派遣、名古屋での集中講義による博士課程のプログラムを提供しています。

  • 現地に専任スタッフを配置し、ICTを活用することで、サテライトキャンパス学生と本邦キャンパスの間の重要な繋がりを形成しています。

  • アジア諸国の国家中枢人材養成プログラムの趣旨として、それぞれの国で指導的立場を目指す中堅までの政府官僚、専門家が対象になるプログラムです。

アジアサテライトキャンパス学院プログラムで取得できる学位

 

研究分野

取得出来る学位 修業年限

法学研究科

法制度設計

博士(比較法学) 3年

医学系研究科

医療行政学

博士(医学) 4年

生命農学研究科

食品生産・農業開発

博士(農学) 3年

国際開発研究科

経済・社会開発

博士(国際開発学) 3年

環境学研究科  

環境問題・環境政策  

博士(環境学) 博士(地理学) 博士(経済学) 博士(法学) 3年

アジアサテライトキャンパス学院長あいさつ

 アジア全域の公共部門において、修士号を持ち国際的に一流の大学でさらなる研究を希望している中堅行政官は少なくありません。しかし、仕事や家庭の事情により、そういった願望を実現するのは難しいというのが現状です。こういった状況を考慮して、名古屋大学は、アジアサテライトキャンパス学院を設立し『アジア諸国の国家中枢人材養成プログラム』を開始しました。
 比較的新しい構想ではありますが、アジア全域の優秀な博士号候補者の関心を集めています。名古屋大学の高い評価を得た教授陣の徹底的な指導の下、このプログラムの博士号取得候補者は質の高い成果を出すでしょう。
 名古屋大学が、このプログラムを通して、アジアの近隣諸国の能力向上に実質的貢献をすることになるだろうと私は確信しています。
 この画期的なプログラムに係わることができて非常に光栄です。本学と提携機関が、教育・研究協力や人材開発の推進のため、更には、アジア地域の強力な友好関係を深めるため一丸となって取り組むことを期待しています。
名古屋大学アジアサテライトキャンパス学院長
磯田文雄
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